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為替は変動しにくい!
1$=100円で買い、101円で指値、99円で逆指値するOCO発注の例について紹介しました。が、少しでも為替に知識、経験がある方なら、現実的でないことがわかるでしょう。例えば、朝会社に行く前にこのOCO発注を出して、会社から帰って売りが成立しているのは稀です。為替で1円の変動をするのには時間が必要なのです。1週間ぐらい待たないと1円は変動しないと思っておいた方が良いと思います。もちろん、その日のうちに、あるいは、わずか数時間で、2円も3円も変動する時もあります。が年何回あるでしょうか?と言う程度です。
長期的に見てどうでしょうか?1ドル70円〜160円の範囲をはずれた日は果たして何年前であったでしょうか?基本的に為替はバランスしていて変動しにくいのです。特に成熟した国同士である米日の場合その変動は少ないと言われているようです。
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どの程度為替は変動しにくい?
朝から夕方までの短期的な変動幅で、
100円 ⇒ 101.00円 (年に数日)
100円 ⇒ 100.50円 (20回に 1回)
100円 ⇒ 100.25円 (20回に10回)
100円 ⇒ 100.10円 (20回に15回)
というような感じで幅が狭くなってくるほどその価格になり得る確率が上がってきます。
年間の変動幅をすべてチェックしましたが、その年の事情だとかいろいろありますので、頻度は一定ではありません。が、上記のような感じで考えておくのが常識的だといえます。
この性質を使って、50%/50%の勝負をそうでないように変える方法を次の章で説明します。
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IFDOCO(FX特有の注文方法)
実は、この性質を効果的に使う発注方法があります。
SBI証券ではIFDOCOという発注方法です。
先ほどのOCOでは既に保有している為替の売りから「指値」、「逆指値」を同時発注しました。が、IFDOCOでは、「買い(指値)」から入り、それが成立したらOCOを自動的に発注するようにセットすることが出来ます。
例えば、
今、1$=100円であるところを次のように発注します。
99.75円になったら「買い」
「買い」が成立した瞬間にOCOで
「指値(売り)」 100.00円
「逆指値(売り)」 99.50円
とセットします。
するとどうでしょう?
先ほどと同じように、レバレッジ25倍で100万円の最小単位を買った(必要資金4万円)としたら、
「指値(売り)」 100.00円 で、2500円利益
「逆指値(売り)」 99.50円 で、2500円損失
となります。
しかし、どうでしょう?
両者の確率は同じでしょうか?
朝から夕方までの間に0.50円も変動することは20回に1回ほどしかないのに対して、0.25円の幅で変動することはかなり沢山あるのです。
過去のデータからの計算は時系列的な変動をすべて追わなければならないのでそう簡単ではありませんが、損する確率よりも利益を得る確率の方が、感覚的には最低でも2倍〜3倍は高そうです。
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